138. お祭りの 暗さと 怖さ

最初に東町のうちの玄関のところでであったあなた。
あの時のあなたは、お祭りと結びつくんだって、今気がついたの。

ヒトが人間として社会を作っていく時に、
差し障りのある「ある種のエネルギー」、これは多分「性」と
深く結びついているものと、
いつからか感じ始めているんだけれど。

そのエネルギーの空気抜き装置がお祭りなんだ。
あなたが、聖書に求めたものも
それと関係があるんじゃないかしら?

お祭りのあの暗さと怖さ。
『そんなこと気づかない振りでニコニコ楽しむ』
なんて、恐くてできないよね。

あなた、そう言えば鹿浦さんと、遊びにいったこと、
なかったんじゃない?
一度だけ飲みに誘われたんでしたっけ。
なぜ、鹿浦さんとあなたが親しかったか、
お仕舞いまで、分らなかった。
もちろん今も、分んない。
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by chigsas | 2011-07-09 21:00 | 小説