147. 私たちには 関係ない お祭りだった

本当は、私の心の中に何かが
動いていたのかもしれないけれど。

体が濡れたシーツに巻かれているみたいに、
寒くて動けなかったんだ。あのとき。
と、今、思うの。

「うん・・・」
それだけだった。
あなた、たった一本の糸も引きちぎって、海の中に滑り込んでいったんだ。

お祭りは終わった。
だから・・・・・・。

私たちには関係ないお祭りだったけれど。

東町の家の玄関の前で、あのとき、
始まったかもしれないお祭り・・・。

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お終い
by chigsas | 2011-09-23 22:42 | 小説