戦ぐ

これは読めなかった。
電子辞書の広辞苑を「そよぐ」でひいたらこの字がでました。
えっ? と厚い漢字の辞書『字通』を引っ張りだして、
「戦」の項を見る。
「せん」と読む漢字だけでも200以上あるので、
目的のところまでたどり着くのにずいぶん時間がかかりました。

お天気のいい朝、秋の日ざしが気持ちいい日向、遊んでしまって、
「ああお腹すいた」と手近にあるミカンに手を伸ばす。
頂き物の小さなミカン。酸っぱくて香りがいい。おいしい!

窓の外では隣の雑木林の樹々が大騒ぎしているようです。
ああ、そうだった、これを見て「そよぐ」をひいたのでした。
目が醒めるように気がつきました。
さっきは、気持ち良さそうにスイングしていると思ったけれど、
あらためて、風に戦いでいる樹たちをみると、
「もうすぐ冬だよー」と大声で言っているみたい。

字通によると、戦と同じ音の『セン(始めて見る字でした。)』
から戦ぐにもこの字が使われるようになった。とか。
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