塩せんべい?

昔ながらの「塩せんべい」
広辞苑で見ると

うるち米の粉を水でこねて蒸し、餅のように搗いて薄くのばし、
型で打ち抜き乾燥させて焼き醤油ダレでつけ焼きにしたもの

こう書き写すだけで、
せんべいの生地の香りと、焦げた醤油の香り・・・。
あーたまらない。

「妻の実家の近所のおせんべい屋さんのもの」
と言っていただいたのが最初でした。
本物の塩せんべいにやっと出会えました。

母親の持病の頭痛を四十すぎて、譲り受けた。
水も飲めないで一昼夜寝込む。
一晩でけろっと治るのだけれど、
その治りがけに喉を通るのが塩せんべいだけ。
特効薬の塩せんべいには五十をすぎて気がついた。
これも親譲りです。

困ったことに、
最近は塩せんべいというものが手に入りません。

それで、スーパーなどでそれらしきものを手に入れて
常備していたのですが、まず、生地が違う。
柔らかだったり固すぎたり。味は全然違う、香りも違う。
名のあるおせんべい屋さんのものも買ってみましたが、
あの塩せんべいじゃあなかった。

下さった方によると、
おじいさんと息子さんの二人が奥で焼いて、
おばあさんか息子さんのお嫁さん
(といっても相当のお年らしい)が
店にいる昔ながらのおせんべい屋さんだそうです。

袋に刷られた電話番号に電話して
送ってもらうことにしました。
もう2年近く、ちっとも飽きません。
頭痛がしないとき間食にもいいし。
そういえば、
おせんべいのお蔭か最近持病が出なくなったみたい。
a0134863_12215718.gif
ところで、
関西の友人には
塩せんべい
という
言葉がつうじません。
お醤油のせんべい
でしょう
といいます。